株価・外為

東証、一時300円超高 米利上げへの警戒和らぐ

 休日明け4日午前の東京株式市場の日経平均株価は反発した。前日にあった米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の記者会見を受け、米国の利上げ時期の前倒しに対する警戒感が和らいだ。上げ幅は一時300円を超えた。

 午前10時現在は休日前の2日終値比284円65銭高の2万9805円55銭。東証株価指数(TOPIX)は17・46ポイント高の2049・13。

 FRBは3日、経済の順調な回復を受け、米国債などを買い入れる量的金融緩和の縮小開始を決定。一方、パウエル議長は会見で「利上げのときではない」と述べた。

 このため3日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均や、ハイテク株主体のナスダック総合指数が過去最高値を更新。4日の東京市場も流れを引き継いで、買い注文が優勢だった。

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