株価・外為

東証一進一退の展開 高値警戒、米株高支え

 週明け8日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は前週末終値を挟んで一進一退の展開となった。衆院選後に平均株価は上昇傾向だったため、高値を警戒した売り注文が出た。一方、前週末の米国株式市場の上昇が支えになった。

 午前11時現在は前週末終値比61円22銭安の2万9550円35銭。東証株価指数(TOPIX)は1・31ポイント安の2040・11。

 10月の米雇用統計の内容が堅調だったことを受け、前週末5日の米ダウ工業株30種平均は過去最高値を更新。8日の東京市場も流れを引き継ぎ、平均株価の上げ幅は一時100円を超えた。

 ただ、高値への警戒感に加え、衣料品店「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングなど平均株価への影響が大きい銘柄が売られたことから、下げに転じた。

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