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スズキ「新型ワゴンR」はリッター28.8キロ 補助金後にらみ燃費競争加速

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スズキ「新型ワゴンR」はリッター28.8キロ 補助金後にらみ燃費競争加速

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新型「ワゴンR」と鈴木修スズキ会長兼社長=6日、東京都千代田区  政府のエコカー補助金終了後をにらんだ自動車各社の低燃費車競争が過熱してきた。スズキが、主力軽自動車「ワゴンR」の燃費性能を大幅に改善した新型車を発売したほか、日産自動車や三菱自動車も低燃費を売りにした小型車投入で販売てこ入れを図る。独自の新技術開発を競っており、燃費競争は軽自動車から小型車へも広がり始めた。

 スズキが6日に発売した新型ワゴンRは、燃費性能を従来モデルより約22%向上させ、ガソリン1リットル当たり28.8キロ走行を達成した。ワゴンタイプの軽自動車では業界トップという。

 軽自動車では初めてリチウムイオン電池を採用。減速時に生じるエネルギーを電気に変えてエアコンなど電装品の消費電力をまかなうシステムやアイドリングストップ機構など3つの新技術を搭載したのに加え、車体を約70キロ軽くして燃費性能を大幅に向上させた。国内営業を統括するスズキの田村実副社長は「(補助金後の)反動減をカバーしたい」と期待する。

 トヨタ自動車のハイブリッド車(HV)「プリウス」に始まった燃費競争は、昨年ダイハツ工業が発売した軽自動車「ミライース」がガソリン1リットル当たり30.0キロを達成したことで一気に過熱し、各社とも独自の低燃費化技術の開発を急いだ。

 日産の小型車「ノート」は新開発エンジンと過給装置を組み合わせ、ガソリン1リットル当たり25.2キロを実現。三菱自も8月末に発売した小型車「ミラージュ」で、アイドリングストップ機構搭載モデルがガソリン1リットル当たり27.2キロとHV並みの燃費性能を達成した。

 スズキの鈴木修会長兼社長は「今日優位でも明日も優位であるとは言い切れない」と気を引き締めていた。

 自動車各社の主な低燃費車

 車名               燃費   排気量   価格

                (km/l) (cc) (万円)

 ワゴンR(スズキ)◎      28.8  660 110.9

 ミライース(ダイハツ工業)◎  30    660  79.5

 NBOX+(ホンダ)◎     21.2  660 135

 アクア(トヨタ自動車)     35.4 1500 169

 ミラージュM(三菱自動車)   27.2 1000 118.8

 ノート(日産自動車)      25.2 1200 144.9

 デミオ 13-スカイアクティブ 25   1300 135

 (マツダ)

 (注)◎は軽自動車、アクアはハイブリッド車、燃費は最高性能値

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