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シャープ「工場財団」知財も差し出す 主力取引行が土地など一括担保で

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シャープ「工場財団」知財も差し出す 主力取引行が土地など一括担保で

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大阪市阿倍野区のシャープ本社=2012年8月25日(本社ヘリから)  シャープの主力取引銀行のみずほコーポレート銀と三菱東京UFJ銀が、シャープに対する追加融資の実行に際し、同社の工場の土地や建物だけでなく、機械設備なども一括して担保にする「工場財団」を組成することが20日分かった。個別に資産評価するより評価が高くなり、追加融資がしやすくなる。だが、工場財団は知的財産権も差し出す苦肉の手法で、シャープの苦境がより鮮明になりそうだ。

 両行は8月末、シャープに対する1500億円の融資枠を設定。同時に同社の本社や主要な工場の土地など、ほぼ全ての拠点を対象に極度額計1500億円の根抵当権の仮登記を行った。しかし、シャープは借入金の借り換え資金の確保で追加融資が必要だ。

 このため、両行は仮登記した根抵当権を抹消。工場財団を組成して改めて根抵当権を設定し、極度額を大幅に引き上げて追加融資に応じる。

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