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ドコモ、ライバル猛追誓う 新モデルや料金施策で競争力高める
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NTTドコモが26日発表した2012年9月中間連結決算は、売上高が前年同期比4.5%増の2兆2073億円、営業利益が7.4%減の4711億円だった。最終利益は4.4%減の2858億円。
スマートフォン(高機能携帯電話)の販売台数は77.6%増の644万台と大幅に増加し、データ通信収入が伸びた。一方で、音声収入が減少したほか、端末代金や利用料金の割引に伴う費用は増加した。
通期業績の見通しは、営業利益を従来の9000億円から8200億円、最終利益を従来の5570億円から5070億円にそれぞれ下方修正した。
米アップルの人気端末「iPhone(アイフォーン)5」を販売するソフトバンクやKDDI(au)への契約者の流出が続いている。ドコモは、基本使用料を差し引くなどの割引キャンペーンなどを展開し、顧客流出に歯止めをかける狙い。
同日、記者会見した加藤薫社長は「11月に投入する冬モデル、料金施策、プロモーションで競争力を高める」と述べ、ソフトバンクやKDDIの猛追を誓った。
また、ドコモは同日、ベンチャー企業を支援するため、100億円規模のファンドを12年度中に設立すると発表した。ドコモのスマホ向けの新サービスの開発力を強化し、収益拡大を目指す。