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孫正義社長「ドコモを抜きにいく」 ソフトバンク営業益過去最高

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孫正義社長「ドコモを抜きにいく」 ソフトバンク営業益過去最高

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ソフトバンクの孫正義社長  携帯電話大手3社の2012年9月中間連結決算が31日、出そろった。ソフトバンクは米アップルの人気スマートフォン(高機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)」の販売好調などで営業利益が中間期として過去最高を更新した。

 一方、NTTドコモとKDDIは利用料金割引に伴う費用増加や音声収入の減少などで営業減益となり、明暗が分かれた。

 ソフトバンクは契約者が伸びたことでデータ通信料収入などが増加。同日、記者会見した孫正義社長は「業績は絶好調。(下期以降)ドコモの営業利益を抜きにいく」と意気込んだ。

 営業減益となったドコモとKDDIもスマホ販売は好調で、ドコモは13年3月期のスマホ販売台数を期初見込みの1300万台から前期比1.5倍の1400万台に上方修正した。

 KDDIは9月に発売した「アイフォーン5」を中心にドコモやソフトバンクからの乗り換えや新規顧客が増加。中間期の純増数は「(07年9月中間期以来の)高水準となる100万件を突破した」(田中孝司社長)と胸を張った。

 ただ、最終利益はKDDIが古い基地局の使用停止による特損計上、ソフトバンクは前年同期に米ヤフー株売却益を計上したことなどの反動で2桁減益。

 通期業績予想は、ソフトバンクは公表していないが「営業利益は7000億円(前期比3.6%増)を確実に上回る」(孫社長)という。KDDIは営業利益5000億円(同4.7%増)と期初予想を据え置いた。

 ドコモは営業利益見通しを従来の9000億円から8200億円(同6.2%減)に下方修正した。下期以降、料金割引キャンペーンなどを展開するためで、各社のスマホ販売競争は一段と激しくなりそうだ。

 携帯電話大手3社の2012年9月中間連結決算

          売上高          営業利益        最終利益

 NTTドコモ 2兆2073( 4.5) 4711(▲ 7.4) 2858(▲ 4.4)

 KDDI   1兆7405(▲0.2) 2312(▲13.3)  797(▲43.1)

 ソフトバンク 1兆5861( 3.3) 4027( 7.9)  1694(▲22.0)

 ※単位:億円。カッコ内は前年同期比増減率%。▲はマイナス

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