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三井物産が「ポール・スチュアート」全面買収へ 創業家と合意
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ポール・スチュアートの商品 三井物産は8日、米国ニューヨーク発の紳士服などの老舗ブランド「ポール・スチュアート」の全株式を取得し、完全子会社化することで創業一族と合意したと発表した。
取得金額は明らかにしていない。現経営陣や従業員は引き継ぎ、三井物産から常勤取締役ら数人を派遣する。
大手商社は欧米有名ブランドの国内、アジアの独占販売権を取得しているが、有名一流ブランドを完全子会社化するのは初めて。
三井物産は1975年から同ブランドの輸入業務を開始。91年に日本市場で同ブランドの独占生産・販売権を得て、アパレルは三陽商会を中心に、化粧品はコーセーなど計14社とサブライセンシー契約し、三陽商会を通じて東京の2直営店に加え百貨店など約100店舗、ネット販売で約115億円を売り上げる。
最近は欧米ブランドが、既存契約を打ち切り、直接日本市場に参入する事例も増えており、経営権を取得することで日本での安定ビジネスにつなげ、2015年に日本での売上げを約1.7倍の約200億円に育てる。
中間層が増える中国やアジアでの販売に乗り出し、ブランド価値を高める。