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キリン、目標数値を手堅く設定 13年事業計画、ビール類1%減見込み
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キリンビール、キリンビバレッジ、メルシャンの3社を統括する中間持ち株会社として今月1日に発足した「キリン」は10日、2013年の事業計画を発表した。
ビール類(ビール、発泡酒、第3のビール)は市場の縮小が続くとして販売計画は前年比1%減の1億5400万ケース(1ケースは大瓶20本換算)と手堅い目標数値を設定。清涼飲料は炭酸を中心に4%増の1億9350万ケース、ワインは国産と輸入を合わせて10%増の725万ケースを目指す。
ビール、発泡酒でマイナスを見込む一方、第3のビールは6%増の5960万ケースを計画。節約志向でニーズの高まる第3のビールの強化を「優先順位ナンバーワン」(キリンビールの林田昌也マーケティング部長)と位置づけた。
この日、新商品「濃い味〈DELUXE〉」(想定価格は350ミリリットルで140円前後)を2月20日に発売すると発表。コクの強い味わいで既存商品で取り切れていなかった客層の開拓を図る。
昨年、凍らせた泡を載せて人気となった主力ビール「一番搾り」は、新たにリキュールなどとの“2層式”を楽しむ「一番搾り ツートン〈生〉」を提案する。リキュールを入れたグラスに独自開発の注入器をセット、ビールを注ぐと混ざらずに2層のカラーに分かれるもので、年内に飲食店4500店での導入を計画している。