ニュースカテゴリ:企業
情報通信
アップル初の首位陥落 12月のタブレット販売
更新
情報端末の販売台数構成比
タブレット端末の国内販売台数のメーカー別シェアで2012年12月に台湾のASUS(エイスース)が米アップルを抜き、初めて首位になったことが16日、調査会社BCNのまとめで分かった。タブレットはアップルが「iPad(アイパッド)」を最初に発売した10年5月の約7.7倍に拡大する一方、パソコン(PC)は前年同月比で減少が続いており、BCNは「情報端末の主役がPCからタブレットに移っている」としている。
エイスースは自社ブランド製品のほか、米グーグルが12年9月に2万円を切る価格で発売した「ネクサス7」も製造している。アップルは「iPad mini(ミニ)」の投入で11月には優位に立ったが、12月はエイスースが44.4%と、40.1%のアップルに競り勝った。
7インチクラスの発売が相次いだこともあり、タブレットの販売台数は12月に前年同月の約2.8倍に急拡大。情報端末に占める比率も12年8月の15.6%から32.0%に伸びた。BCNは「2年ぐらいは右肩上がりの成長が続く」と予測している。
PCはノート型がタブレットに需要を奪われ、情報端末に占める比率はデスクトップ型との合計で8月の84.4%から12月には68.0%に後退。米マイクロソフトの最新OS「ウィンドウズ8」の搭載機種が伸びているものの、劣勢は否めない。
一方、12月のスマートフォン(高機能携帯電話)のメーカー別販売台数シェアはアップルが32.1%で首位を維持したが、10月の56.9%から25ポイント近くも下がり、「息切れ」(BCNの森英二アナリスト)の状態だ。