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三菱重工、MRJ新工場建設へ 愛知県内で14年度にも着工
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MRJの完成予想図(三菱航空機提供) 三菱重工業が、子会社の三菱航空機(名古屋市)で開発を進める国産初の小型ジェット旅客機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」の新工場を愛知県内に建設する方向で調整していることが24日、分かった。
海外の同型機に比べて燃費が2割抑えられる特徴が評価され、急速に受注が増える中、量産体制を整える必要があると判断した。三菱重工は生産体制の整備を急ぎ、需要の拡大期に備える。
新工場は、愛知県豊山町の県営名古屋空港の隣接地を用地として確保することを計画している。
三菱重工は、MRJの主翼など主要部材を飛島工場(愛知県飛島村)で生産し、最終組み立てを小牧南工場(同豊山町)で行うとしている。新工場も最終組み立てを行い、早ければ2014年度の着工を目指す。
MRJは、最新のエンジンを搭載するほか、軽くて丈夫な炭素繊維複合材も採用。ブラジルのエンブラエル、カナダのボンバルディアのライバル機より20%以上も燃費性能が高い。世界の航空会社が燃料高に悩まされる中、受注機数は現在325機まで積み上がっており、今後20年間で1500機を目指す。
三菱航空機は、今年10~12月にMRJの初飛行を行い、15年度後半からの実機の納入を始める。20年度ごろには、月10機を生産する計画としている。