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女性の心つかむ「空気読むセンス」 恋愛ゲーム開発でも重要

ニュースカテゴリ:企業の経営

女性の心つかむ「空気読むセンス」 恋愛ゲーム開発でも重要

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「エンタメ好きの集まり。楽しむ引き出しを持ってほしい」と語るボルテージの横田晃洋取締役  ボルテージ取締役 横田晃洋さん

 携帯キャリア公式サイトやスマートフォン(高機能携帯電話)のアプリ、SNS(交流サイト)のソーシャルアプリに、女性向け恋愛シミュレーションゲームを提供しているボルテージ。「誓いのキスは突然に」「王子様のプロポーズ」などのヒットゲームの名称は、テレビコマーシャルや雑誌などで目にする機会もあるだろう。

 「19~44歳の女性向け恋愛ゲームが大きな柱。社員構成としては男女ほぼ半々」と横田晃洋取締役は話す。

 企業理念は「アート」&「ビジネス」。「恋愛と戦いのドラマ」が現代社会で人々が求めているテーマだとして、同社は“ドラマ型コンテンツ”に特化。モバイル端末向けに女性を対象とする恋愛ゲームを独自開発して提供、同ジャンルのパイオニアとして業績を伸ばしてきた。

 1999年に創業し2010年6月に東証マザーズ上場、1年後の11年6月には東証1部に市場変更を遂げた。社員数288人、平均年齢27.4歳(1月現在、契約社員含む)という若さとスピード感にあふれる会社だ。

 大卒、大学院修了の新卒採用は05年から開始。11年度に26人、12年度に28人が入社した。

 職種は(1)コンテンツディレクター/プロモーション(2)システムエンジニア(3)デザイナー(4)管理スタッフ-の4つで、(1)~(3)から集まった3~12人がチームを組んでコンテンツの企画制作と運営を行う。

 横田氏によると、採用面接時に見ているのは「空気を読むセンス」だそうだ。「ぐっと心をつかむセリフをドラマの中で作るには、バランス感覚が大切になってくる。男性でも想像力があれば可能」。

 ゲームをやったことがなくても、エンターテインメント好きな優秀な人と一緒に働きたいと考える。「考え工夫する力」「コミュニケーション力」「やり抜く実行力」の3つが選考基準となるという。

 13年度は約70人が入社予定で14年度も同程度の新卒採用を予定している。昨年12月にエントリーを開始し、会社説明会は2月中旬からスタートする。

 同社は11年7月の北米市場へのコンテンツ提供を皮切りに、海外進出を開始。12年5月には米サンフランシスコに子会社を設立するなど北米やアジア圏への進出を加速している。国内では今年から男性・男女双方向けコンテンツ開発に力を入れる。「やりがいはある。一緒に世界を広げる人を真剣に探している」という。(高梨美穂子)

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