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コンサート嫌いだった広瀬香美さん とらえ方が変わったキッカケ 冬の女王20年(下)
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広瀬 スキーはやらないんです。いつも今シーズンこそはって思うんですが、冬はコンサートなどで忙しくて。それに冬の間は風邪をひいたり、ましてけがをしたりすると大勢の人に迷惑をかけてしまうので、始められないまま今日まで来てしまいました。
広瀬 ええ。自分自身が歌手だという意識があまりなかったので。デビュー10周年の年に初めてライブを行いました。緊張して緊張して、楽しめませんでしたね。10年間、歌ってこなかったのですから。
広瀬 全員が審査員に見えました。CDで歌っているように実際に歌えるのか、すべての観客が疑っているのではないかと思っていました。ですから胃も痛くなるし。会場は何となく盛り上がっているようなのですが、歌っているこちらはもう、いっぱいいっぱいでした。
広瀬 全国ツアーのあとに、ホールに観客を入れてテレビの収録を行ったときです。お客さんの喜ぶ波動が感じられたんです。お客さんは審査員ではないと分かりました。歌うことって悪いことじゃないな、もっと誠実に取り組もうかな。そんな気持ちになりました。今は、皆さん楽しみにして来てくださるんだなって思っていますよ。
広瀬 今までとそんなにスタンスは変えません。ただ、コンサートの回数は増やしていきたいな。長く愛される歌い手でありたいですね。
広瀬 収録している10曲の作詞作曲は3週間で行いました。構想はあったとはいえ、こんな短期間に一度に作ったのは初めてです。20年の進歩といえるでしょうか。アルバムに収められているバラードの「You’re my hero」という曲が気に入っています。私にもこういう成熟した女性の気持ちを歌えるんだと、少し驚いています。大事に歌って、私の代表曲にしたいと思っています。(櫛田寿宏)