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「PS4」の発売日は未定 年末商戦でライバル任天堂と対決へ
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【ワシントン=柿内公輔】ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は20日、ニューヨークで開いたイベントで、据え置き型の家庭用ゲーム機の新製品「プレイステーション(PS)4」を発表した。
発売時期は未定だが、今年の年末商戦向けに投入する。ハウス社長は「スマートフォン(高機能携帯電話)やタブレット端末との間でも情報が共有できるなど連携機能を高めた」とアピールした。
PS4は2006年に発売された「PS3」の後継ゲーム機で、据え置き型としては7年ぶりの次世代機となる。自分のゲーム映像を友人と共有できるなどネットワーク機能を拡充。
インターネットを通じてソフトウエアなどを共有する「クラウド」技術を取り入れたのが特徴で、昨年夏にソニーが買収した米ゲーム会社ガイカイの技術を活用。自分が遊んだゲームの映像を配信したり、他人とゲームに関する情報や感想を交換したりできる。
一方では、米AMD社の半導体を採用してパソコン並みの情報処理能力を誇り、画像も高精度。コントローラーPS3のデザインをほぼ踏襲し、指で画面を操作できるタッチパッドも備えている。価格は未公表。
ソニーはプレステ4を年末商戦の主力商品に位置づけ、任天堂の新機種の「Wii U(ウィー・ユー)」などに対抗する。