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花王「ヘルシアコーヒー」4月発売 特保、第三の“顔”で活気
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「ヘルシアコーヒー」を発表する沢田道隆・花王社長=27日、東京都港区のホテル 花王は27日、同社の特定保健用食品ブランド「ヘルシア」から、「ヘルシアコーヒー」を4月4日に発売すると発表した。高齢化の進展や健康ニーズの高まりで、特保の清涼飲料市場は堅調に推移しており、昨年はコーラの特保飲料が市場をにぎわした。お茶、コーラに次ぐ特保飲料の第三の“顔”の投入で、特保市場の活性化を狙う。
同社はヘルシア緑茶を発売した2003年からコーヒーポリフェノールの研究に着手。これまでのヘルシアシリーズに含まれるカテキンとは異なる「コーヒークロロゲン酸」というポリフェノール成分に着目し、研究開発を続けてきた。
その結果、コーヒークロロゲン酸に脂肪を低減させるメカニズムを世界で初めて発見。通常の約2.5倍の生豆を使用してクロロゲン酸を2倍とする一方、苦味や雑味の元となる酸化成分を50分の1に低減する独自製法を開発した。
沢田道隆社長は「効果を高めつつ、スッキリした後味や香りの余韻を楽しめるものに仕上げた」と説明した。
ヘルシアコーヒーは、クロロゲン酸270ミリグラムを含有し、ヘルシア緑茶などに含まれるカテキン540ミリグラムと同等の効果を持つという。「無糖ブラック」と「微糖ミルク」の2種類で、各185グラム入り149円。30~40代のビジネスマンをターゲットに、年内に150万ケース(1ケース30本入り)の販売を目指す。
花王によると、特保の清涼飲料市場は2012年で約700億円。昨年はキリンビバレッジがコーラの特保飲料を発売。他社も追随して市場を牽引(けんいん)し、11年に比べ、特保清涼飲料市場は100億円近く拡大した。
ヘルシアは12年で約300億円の売り上げを誇り、沢田社長はヘルシアコーヒーの発売で、「ヘルシア全体で500億円に向けてあらゆる施策を取りたい」と話し、同ブランドの新たな柱を構築する考えを示した。
特保のコーヒーはAGFやダイドーからも発売されており、特保清涼飲料のトップブランドであるヘルシアコーヒーの発売で、特保のコーヒー市場が活気づく可能性もありそうだ。