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ソフトバンクが高齢者用スマホ投入 ドコモ「らくらく」に対抗
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ソフトバンクモバイルが5月にも発売する「シンプルスマホ204SH」 ソフトバンクモバイルは23日、シャープ製の高齢者向けスマートフォン(高機能携帯電話)「シンプルスマホ204SH」を5月上旬以降に発売すると発表した。
NTTドコモの「らくらくスマートフォン」に対抗する製品で、データ通信の定額プランも月額2980円と「らくらくスマートフォン」と同じ料金に設定した。
大きな文字の画面表示に加え、誤動作軽減のため圧力をかけて押すタッチパネルを採用。通常は拡大できないスマホ用検索サイトも画面上に現れるレンズで大きく表示できる。
また、さまざまな操作や入力が音声で行える音声操作機能があり、メールも音声で入力できる。
地図や辞書、乗換案内、ゲームなど基本的なアプリを組み込んでいるが、外部のアプリ(実行ソフト)をダウンロードすることはできない。価格は2年契約で1万1520円。
高齢者向けスマホでは、ドコモが昨年8月に発売した富士通製の「らくらく-」が先行。
今年2月までに40万台の販売実績があり、6月から仏オレンジを通じて同国でも販売する予定だ。