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スカイツリー成功の理由は? 東武鉄道・根津嘉澄社長に聞く

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スカイツリー成功の理由は? 東武鉄道・根津嘉澄社長に聞く

更新

 --開業1年の来場者数が当初目標を上回った。理由は

 「1つは高さ。日本一の建物で、独立電波塔としては世界一というインパクトがあった。それに、地元が全面支援してくれた。鉄道会社の安全に次ぐ使命は沿線開発。共存共栄できたことは成功の大きな要因だ」

 --客層はどうか

 「ソラマチは幅広い客層を想定していたが、実際そうなっている。観光客だけでなく(ソラマチ内の)肉屋や八百屋の売り上げも良く、地元住民も多い。六本木などの商業施設と違い、ソラマチにはシャネルのような高級ブランドがない半面、独自の商品が多い」

 --好影響は広範囲に及ぶ

 「日光に足を運んでいただいているのは相乗効果の一つ。周辺ホテルの稼働率も上がった。4月にディズニーランドとの間を結ぶバスを増便したが、東京観光の定番ルートになればいい」

 --課題はリピーター確保か

 「展望台は季節や時間で景色の見え方が違う。これは宣伝しないといけない。ソラマチでもテナントの入れ替えを行っていく。5月に3店舗目を入れ替える。新しい血を入れていく」

 --掘り起こしたい客層は

 「修学旅行と外国人だ。展望台は最初、(入場制限で)1日1万5000人が限界だった。それが対応に慣れ、大型連休中は2万5000人をさばけるようになった。修学旅行は今年の秋から効果が出てくる。外国人については3月に台湾で宣伝を行い、大変好評だった。他の国でも順次行っていく」

 --アベノミクスの効果は

 「電気料金があがるので直接的な恩恵はない。ただ、当社にとっては観光輸送の拡大につながるのでプラスだ。スカイツリーが観光立国・日本の世界的名所になればと願っている」

 【プロフィル】根津嘉澄(ねづ・よしずみ) 東大法学部卒。1974年東武鉄道入社。91年常務、93年専務、95年副社長を経て、99年6月から社長。61歳。東京都出身。

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