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オリンパス、信頼回復「道半ば」 デジカメ再建、医療事業強化へ
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インタビューに答えるオリンパスの笹宏行社長=東京都新宿区 就任2年目を迎えたオリンパスの笹宏行社長(57)は21日までにフジサンケイビジネスアイのインタビューに応じ、損失隠し事件からの信頼回復について「道半ばだ」と述べ、2013年3月期に営業赤字だったデジタルカメラなどの映像事業の再建に意欲を見せた。
医療事業は、得意の内視鏡に加え、電気・超音波メスの展開を進める一方、今期中に新たな強化策を検討する考えを示した。主なやりとりは以下の通り。
「昨年6月に(内視鏡、映像、顕微鏡の3事業に力を入れる)中期ビジョンを掲げ、(情報通信事業の売却など)一つずつやってきたのが評価されている。課題は映像で計画から大きく乖離(かいり)した。(今期に営業赤字をゼロにすれば)1年遅れだが約束を果たしたといえる。その意味で道半ばだ」
「台数を減らしても価格は守っていく。高付加価値の小型デジカメは収益性がよく、成長が見込めるミラーレス一眼も力を入れる」
「(電気・超音波メスなど)エネルギー分野は本体装置が入れば自然に消耗品が売れるビジネスなので、伸ばして柱にしたい。そのほかに、10年先に向け、何かできないかが大きなテーマだ。今期中に考えたい」
「消化器内視鏡は7割以上のシェアだが、外科用内視鏡は二十数%。いいものを作り、シェアを増やせればお互いウィンウィンだ。自社で3D内視鏡を発売したが質はまだまだで、ソニーの技術が生きると思う」
「(増資などの)計画は現時点でない。医療事業を伸ばしたいと思っているので、大きなお金がいるとか、M&A(企業の合併・買収)とかがでてきたら、考えないといけない」(田村龍彦)