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中元商戦“プラスワン”喚起 特産品や高級食品など目玉
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日本橋高島屋には振分親方(元小結・高見盛)も応援に駆けつけた=29日、東京都中央区 大手百貨店の中元商戦が29日、本格スタートした。安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」効果の恩恵を真っ先に受けて宝飾品などの販売好調に活気付く中、各社はえりすぐりの特産品や数量限定の高級食品など、贈る以外にも「自宅へ取り寄せたくなる品」を集めて“プラスワン需要”を喚起し、8月上旬までのシーズン中に前年を上回る売り上げを目指す。
日本橋高島屋(東京都中央区)は決起集会を開き、そろいの法被(はっぴ)を着た店員や一日店長を務める大相撲の振分親方(元高見盛)ら約100人が「頑張ろう」と気勢を上げた。
中元・歳暮需要は景気変動の波を受けにくいとされ、同店も今シーズンの平均単価は約4500円と例年並みだが、売り場には2万円台の輸入ワインや国産フルーツ詰め合わせといった高級品も集めた。インターネット販売も含めた商品数は、過去最大の約4500品目を準備し、売上高全体で前年比3%増を目指す。
開店と同時に訪れた千葉県船橋市の主婦(63)は「毎年贈る相手なので、品物や価格帯はあまり変えられない」としつつも「景気回復ムードに乗って、今年は自宅にも取り寄せようかしら」と目移りしていた。
同日ギフトセンターを開いた三越日本橋本店(同区)は「味覚の冒険」と題し、秋田県産のじゅんさい鍋セット(5250円)など夏ならではの企画商品を打ち出す。老舗の名品を集めた数量限定ギフトは、昨年より4割多い98品目に強化、商戦前半の販売拡大を図る。
そごう・西武は、食品ギフト「食源探訪」シリーズを少ないサイズと価格で販売する「お試しギフト」を導入。贈り物と同じ商品を自宅でも楽しんでもらい、売り上げ増につなげる。