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【採用担当者のホンネ】エプソン販売 情熱やバイタリティー見極め

ニュースカテゴリ:企業の経営

【採用担当者のホンネ】エプソン販売 情熱やバイタリティー見極め

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 □経営推進本部総務部(人事)課長 大矢進一さん

 「カラリオ」ブランドで知られるプリンターやスキャナーなどセイコーエプソングループの情報機器の国内販売を担うエプソン販売。一般ユーザーや企業・官公庁、学校などへの営業活動のほか、電話サポートや保守・サービス、ショールームの運営などを行っている。

 「お客さまの求めているものをよく知る者として、(メーカーである)セイコーエプソンの人たちと商品企画にかかわることもある。意見が反映されていくのは楽しい」と経営推進本部総務部で人事を担当する大矢進一課長は自身の体験を語る。

 学部学科を問わず新卒を一括採用(高専、短大・専門学校卒を含む)し、入社後に(1)商品の拡販活動を行う「営業」(2)アフターサービスや仕様確認、マニュアル作成などを行う「サポート」(3)宣伝や総務など社内のあらゆる仕組みを整備する「スタッフ」-に分かれる。35歳ぐらいまでに3つの違った仕事を経験させ「適性を見極めていく」のが社員育成の流れだ。

 「若いころから仕事を任せる会社。型にはめずにいろんな可能性を開拓してあげたい。だから、今はおとなしくても根っこに情熱を持ってしっかり行動できる人を採用していきたい」と大矢氏は話す。

 2011年度の新卒入社は21人、12年度は20人。13年度は8人が入社した。14年度は10人強を採用する予定だ。大学生を中心とした文系からの志望者が大半だが、理系も2割ほどいる。「理系でも人と接したい気持ちが強い人たちが来てくれる。専門知識は業務に役立つので歓迎している」という。

 販売会社なので、営業好きだと名乗りを上げてくる志望者が多い。だが本人の認識と適性は別物だ。見極めは「当たり前の会話の“ストローク”(受け答え)ができるかどうか。4回の面接で確認していく」そうだ。

 IT(情報技術)業界は流れが速い。同社も主力のプリンターに加え、最近ではプロジェクター販売が伸びている。スマートフォン(高機能携帯電話)やタブレット端末からそのまま無線LANを使って投影できるタイプのものが人気を集めるようになってきた。

 「わくわくしたりアンテナを張れたりできる人にはすごく面白い仕事」という。エプソンの製品、企業姿勢、何でもいいので好きになり「強い思い、バイタリティーでエプソンファンを作る気概を持つ人」を待っている。(高梨美穂子)

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