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パナソニックが超高速無線技術開発 通信速度はWiFiの10倍

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パナソニックが超高速無線技術開発 通信速度はWiFiの10倍

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 パナソニックは、自動車の衝突防止用レーダーなどに使われる「ミリ波」といわれる周波数帯の電波を使い、毎秒1ギガ(ギガは10億)ビットの超高速無線通信を、業界最小の消費電力で行う技術を開発した。

 現在の無線LAN規格、WiFi(ワイファイ)と比べ、通信速度は10倍の速さで、電池消費量は20分の1程度に減らせる。

 実用化すれば、1時間のフルハイビジョンの映像データを10秒以下で高速転送できるようになるといい、同社は平成26年夏の事業化を目指す。

 パナソニックは、スマートフォン(高機能携帯電話)など向けに、大容量のデータを無線通信で高速伝送するギガビット通信に対応した部品の小型化・省エネ化に着手。

 従来はアナログチップが主流だった電波送受信と信号処理の主要部品を、消費電力の少ないLSI(高密度集積回路)でデジタル化し、小型・省電力化を果たした。

 LSIの小型化にあたっては、デジタルカメラなどで蓄積した半導体の微細加工技術を応用した。来年夏の実用化段階では通信速度をWiFiの約10倍にあたる毎秒2・5ギガビットにし、電池消費量をWiFiの20分の1程度にする計画だ。

 通信には、世界各国で免許が不要な近距離データ通信用として割り当てられ、広い帯域が確保できる60ギガヘルツ前後の周波数帯(ミリ波)を用いる。同周波数帯を使った高速データ通信「WiGig(ワイギグ)」は、米半導体大手インテルが中心となり、世界標準規格の策定を進めており、国内外のメーカー37社が連携している。

 ただ、同周波数帯は波長が短く、部品の小型化と低消費電力化の両立が難しいという問題がある。同技術を使った高速通信が、一般消費者向けの安価な製品として普及しない要因のひとつとなっていた。

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