SankeiBiz for mobile

トヨタ、HV技術の一般化さらに推進 看板大衆車「カローラ」にも搭載

ニュースカテゴリ:企業の自動車

トヨタ、HV技術の一般化さらに推進 看板大衆車「カローラ」にも搭載

更新

トヨタ自動車が発売した「カローラフィールダーハイブリッド」=6日、東京都港区  トヨタ自動車は6日、小型車「カローラ」にハイブリッド車(HV)を追加して発売した。同社の小型HV「アクア」のハイブリッドシステムを搭載し、ガソリン1リットル当たりの燃費性能を33.0キロとカローラのガソリン車より大幅に改善した。

 1997年に発売したHV「プリウス」とアクアの販売が好調に推移する中、トヨタの代表車種であるカローラにもHVを設定して水平展開することで、HVが普通の技術になってきたことをアピールし、HVの普及を一層加速させる。

 開発を担当した製品企画本部の中村寛主査は、カローラにHVを設定した狙いについて「HV技術が大衆車のカローラにも搭載されることでHVを身近なものに感じてほしい」と強調した。

 価格はセダン「アクシオ」が192万5000円から、ステーションワゴン「フィールダー」が208万5000円から。ベース車両との差額は約40万円で、「価格的にもプリウスとアクアの間に収まる」(中村氏)という。

 カローラ全体の月間販売目標は8000台で、そのうちHVは2500台を見込む。昨年5月に全面改良した時点では、ガソリン車で燃費改善を優先しHVの設定を見送っていたが、販売は低迷していた。

 「予想以上にお客さまからHVの要望が強かった」(中村氏)ため、急遽(きゅうきょ)開発した。

 トヨタ自動車は現在、世界で22車種のHVを販売し、2015年末までにさらに15車種を投入する計画を立てている。今後は、プリウスやアクアのようなHV専用車だけではなく、旗艦車種にも裾野を広げることで販売の積み増しを図る。

 昨年末には高級セダン「クラウン」にHVを設定し、クラウンのHV比率が6割を超えた。これが販売好調の要因となっているという。

ランキング