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プリンターのネット対応が加速 エプソン、キヤノンが新製品投入
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エプソンの新製品をPRするイメージキャラクターで女優の忽那汐里さん=3日、東京都文京区 家庭用インクジェットプリンター首位のセイコーエプソンは3日、「カラリオ」シリーズの新製品10機種を19日に発売すると発表した。A3サイズまで印刷できるモデルを小型化したほか、スマートフォン(高機能携帯電話)との連携も強化した。一方、キヤノンはネットで情報をやり取りするクラウド上の写真を直接印刷できる新製品を投入。年賀状印刷で需要が高まる年末商戦に向け、各社が新機能をアピールする。
エプソンは昨年から進めている小型化を全機種に拡大。A3サイズまで印刷できる「EP-976A3」(想定価格3万円台半ば)は幅47.9センチ、奥行きは35.6センチと、旧型のA4対応プリンター並みの大きさを実現した。
写真のほか、教育現場で使うB4サイズの書類、表計算ソフトで作成した資料などが、場所を取らずに印刷できる。
デジタルカメラからのプリントが減る一方、スマホからのプリントは増加傾向にある。このため、大部分の機種がスマホ対応を加速。スマホから高画質な年賀状を作成できるアプリや、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の「フェイスブック」や「LINE(ライン)」の写真を手軽にプリントできるアプリを用意した。
同社の昨年の国内シェアは46.7%とトップ。販売子会社のエプソン販売は「今年は市場シェア50%を目指す」と、他社を引き離しにかかる。
一方、2位のキヤノンも「ピクサス」シリーズの新製品「MG7130」(想定価格3万円)など4機種を5日に発売、エプソンを追走する。クラウド上にある写真や文書を直接印刷でき、これまでのように印刷前にパソコンやスマホにダウンロードする手間が省ける。
さらに、外出先からインクの残量を確認できるアプリなども追加した。