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ゲーム産業、海外展開花盛り「リスクもあるが…」 東京ゲームショウで弾み

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ゲーム産業、海外展開花盛り「リスクもあるが…」 東京ゲームショウで弾み

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 22日まで開催中の世界最大規模の家庭用ゲーム見本市「東京ゲームショウ(TGS)2013」は、次世代ゲーム機などの展示が一般消費者の関心を呼ぶ一方で、日本のゲーム開発会社にとっては海外展開に弾みを付ける大きなチャンスと受け止められている。スマートフォン(高機能携帯電話)の普及が世界規模で進む中、ゲーム利用者も爆発的に増えており、各社はスマホ向けソフトを中心に品質を競っている。

 「海外市場は競争相手も多く、リスクもあるが、当たったときが大きい」

 日本貿易振興機構(ジェトロ)が19、20の両日、TGS会場内に設けた国際ビジネス相談コーナー。「海外のバイヤーとの商談が順調に終わった」というゲーム開発会社ランド・ホー(東京都大田区)の深田崇裕プロダクトマネージメント・営業部長は声を弾ませた。

 同社は2010年、海外に本格進出。12年度の海外売上高比率は6~7割に上ったという。米マイクロソフトが米国などで11月に売り出す新型ゲーム機「Xbox One(エックスボックス・ワン)」向けにもソフトを供給するなど、海外市場で成長してきた。

 ジェトロがTGSで相談コーナーを開くのは今年で3回目。今年は米国とブラジル、フランス、英国、カナダ、中国から計11社のバイヤーを招いた。日本企業は15社が参加し、商談は100件を超えた。

 経済産業省商務情報政策局によると、11年の家庭用ゲームの海外出荷金額は約1兆4575億円。ソフト、ハードともに全体の出荷に占める輸出比率は5割を超えており、「ゲームは海外で収益をあげられる代表的なコンテンツ」(同局)だ。

 セガネットワークスの里見治紀社長は「世界で受け入れられるタイトルを持ち、運営力が高い日本企業は世界で勝てる」と話している。(米沢文)

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