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【トップは語る】JR九州社長・唐池恒二さん(60)

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【トップは語る】JR九州社長・唐池恒二さん(60)

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 ■「ななつ星」で九州を世界に発信

 --豪華寝台列車「ななつ星in九州」が15日から運行を始める

 「2014年4~6月の予約分は抽選の倍率が9倍にのぼった。1泊2日と3泊4日の2コースで、費用は1人約15万~56万円と高いのに、ありがたい。業績へのプラス効果は大きくはないが、車両のお披露目が話題となるなど宣伝効果は計り知れない」

 --関東など九州以外からの申込者が多い

 「九州はかつて新婚旅行先として人気だったが、海外旅行に取って代わられ、団体旅行中心のサービスからの転換も遅れた。由布院(大分県)など宿と街の風情をPRする取り組みで近年成功した街を、列車でつないでいきたい。ゆくゆくはアジア、欧州からの観光客がターゲット。既に引き合いも多い」

 --外国人観光客を取り込む自信は

 「『in九州』と名付けたのは認知度を海外で高めるため。3年半前に上海事務所を設立したのは、アジアで外食などの事業を展開し、外国人観光客を九州に呼び込む考えがあった。ただ、当初は杭州など中国の一つの地域と九州が混同される状況だったため、九州の良さを列車に託して発信しようと『ななつ星』を企画した」

 --JR東日本と西日本も豪華寝台を計画中という

 「『日本に行けば楽しい列車がある』というイメージが定着すればいい。市場は世界。タイの国鉄とは観光列車の導入や安全運行で協力する覚書を結んだ」

 --今後の事業展開は

 「列車は街づくりの核になる。博多では駅ビルだけでなく、商業施設や住宅も造って街がにぎわうよう工夫した。東京・新宿で建設中のビジネスホテルが来夏開業するなど、九州以外へも積極的に進出する。海外には観光や物販、外食などで台湾、タイへの進出も検討する」

                   ◇

【プロフィル】唐池恒二

 からいけ・こうじ 京大法卒。1977年旧日本国有鉄道入社、87年JR九州に入り、96年JR九州フードサービス社長、2003年JR九州取締役。常務、専務を経て09年6月から現職。大阪府出身。

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