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ヤマハ発動機、無人ヘリ全面改良 農薬散布も効率的に
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ヤマハ発動機は22日、農薬や種もみの散布などに使う産業用無人ヘリコプターの新型機「フェーザー」を11月初旬から発売すると発表した。価格は1231万6500円で、国内で年120機の販売を目指す。
15年ぶりの全面改良で、約2割の燃費向上に加え、農薬などを積める量を従来比5割増の24キロとした。新潟県の5・1ヘクタールの水田で散布時間を比較した結果、作業時間は43分と従来機に比べ約25%短縮できたという。
現在、農業従事者の高齢化に伴い、山間地を中心に耕作せずに放置されたままの放棄地は拡大している。今回の無人ヘリを使えば、政府が目指す放棄地の解消に役立つほか、すでに無人ヘリを使っている大規模農家にはさらなる効率化が図れるという。
同日会見したヤマハ発の石岡修UMS事業推進部長は、「農林水産省は米の生産コスト4割削減を目指す方針だが、無人ヘリは大いに貢献できる」と自信を示した。