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ローソン、国産米商品で業界初の海外展開

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ローソン、国産米商品で業界初の海外展開

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 コンビニエンスストア大手のローソンは、業界で初めて国産米を使用した海外商品の展開に乗り出す。コシヒカリを使ったおにぎりを31日(日本時間1日)から、米ハワイ州の4店舗で販売する。政府は2020年までに、農林水産物を含めた食品輸出を1兆円規模にまで広げるとしており、コンビニによる販路拡大が成功すれば、コメの生産調整(減反)議論にも影響を及ぼしそうだ。

 ハワイの4店で販売するのは店内に設置した機械で製造するおにぎり。すでに昨夏の開店当初から販売され、1店当たり平均150個以上を売り上げる人気商品だが、カリフォルニア産の高級米を使用している。

 これを空輸した新潟県産コシヒカリに切り替える。

 当面は実験販売の位置づけだが、売れ行きをみながら定番商品にすることを検討する。

 国産米の輸出事業は、コメ卸大手の神明が約20カ国に展開するほか、農業機械メーカーのクボタも新潟県の農家と組んだ販売を本格化させる。

 環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉の進展で、国産米の競争力強化が叫ばれるなか、政府・与党は5年後の減反見直しも視野に入れた農業活性化策を検討しており、海外販路の拡大は重要課題となっている。

 政府は成長戦略で、12年は約4500億円にとどまった農林水産物・食品の輸出額を20年には2倍以上の1兆円に拡大、コメとコメ加工品については、約130億円から600億円規模まで広げる青写真を描いている。

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