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企業のスマホ導入、安全不安で伸びず MM総研調査

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企業のスマホ導入、安全不安で伸びず MM総研調査

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この1年で通信事業者を変更した企業  MM総研が14日に発表した携帯電話・スマートフォン(高機能携帯電話)の法人利用調査によると、携帯かスマホを役員や従業員に「配布している」企業は76.0%に上る一方、スマホに限ると「導入利用済み」は30.1%で前年比2.9ポイントの微増にとどまった。

 企業が携帯・スマホの導入を推進する理由(複数回答)で最も多かったのは「通信料金の低価格化や割引が進んだため」で40.2%。前年調査は3位(34.5%)で、通信事業者間で法人向け割引競争が激化していることがうかがえる。

 一方、スマホの導入拡大が進まない理由として最も多かったのは「不正アクセスによる情報漏洩(ろうえい)」で52.1%と突出。次いで「端末紛失による情報漏洩」(37.9%)、「ウイルス感染」(36.7%)と上位3位がセキュリティー問題だった。

 この1年間で通信事業者を変更した企業に変更前と変更後の事業者を聞いたところ、変更前はNTTドコモ(46.4%)、KDDI(27.5%)、ソフトバンク(17.4%)だったが、変更後はKDDI(37.7%)、ソフトバンク(31.9%)、ドコモ(29.0%)と順位が入れ替わった。

 個人向けで他社からの転入数が25カ月連続トップのKDDIだが、法人向けでも他社からの転入が好調なことがわかる。

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