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柏崎刈羽、容易でない「沸騰水型」再稼働

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柏崎刈羽、容易でない「沸騰水型」再稼働

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 東京電力柏崎刈羽原子力発電所6、7号機(新潟県)の再稼働に向けた本格審査の開始は、東電の経営再建や福島第1原発事故で失墜した信頼の回復につながるだけでなく、国内の沸騰水型軽水炉(BWR)再稼働の追い風になりそうだ。東電は12月中に見直す再建計画で6、7号機の再稼働時期を来年7月に設定する方向だが、再稼働がずれ込む可能性は否定できない。

 東電は原発1基の稼働で年1200億円の収益改善を見込む。7月から審査に入っている他の電力会社4社6原発に比べ出遅れは否めないが、東電幹部は「他社の審査過程を見ており、どんな対策が必要か予想できる」と後発の利点を強調。「名誉挽回のチャンスだ」と鼻息を荒くする。

 柏崎刈羽の本格審査開始に合わせたかのように、中国電力は21日、同じくBWRの島根2号機(松江市)の安全審査申請について、島根県と松江市に事前了解を要請。年内の申請を目指している。

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