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スカイマーク、A330初号機お披露目 来春投入

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スカイマーク、A330初号機お披露目 来春投入

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 中堅航空会社スカイマークは11日、幅広でゆったりとした「プレミアムシート」を全席に採用したエアバスの大型機「A330」を来年3月から投入することを明らかにし、トゥールーズのエアバス本社で1号機を報道関係者に初公開した。

 新緑の森をイメージした淡い緑色の新座席は従来より座席間隔を約20センチほど広げ、フットレストも付けて快適性を向上。くつろぎを求めるビジネス客をターゲットにしていくという。来春の新機体導入に伴い、客室乗務員の新コスチュームもお披露目した。

 スカイマークの西久保慎一社長(58)は「今回のシート改善は会社の生き残り戦略の一環だ。この快適性で、従来と同程度の低価格に押さえた航空会社はほかにない」と強調し、集客への自信を見せた。

 新機体は、羽田-福岡、羽田-那覇、羽田-新千歳の3路線に順次投入していく計画だという。(フランス南西部のトゥールーズ 内藤泰朗)

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