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自動車8社、6年ぶり集結 顧客の増加図る 東京オートサロン開幕

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自動車8社、6年ぶり集結 顧客の増加図る 東京オートサロン開幕

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トヨタ自動車の豊田章男社長も、東京オートサロンを訪れ、クルマファンにトヨタ車をアピールした  個性的な改造車(カスタムカー)が集結した国内最大の展示会「東京オートサロン」が10日、千葉市美浜区の幕張メッセで開幕し、自動車大手8社やパーツ、タイヤの各メーカーなど428社が出展した。12日まで。自動車大手8社が出そろうのは6年ぶりで、クルマ好きが集まる展示会出展で、自社の顧客をさらに増やしたい狙いもある。

 「楽しんでもらえる素材を提供するのが役目だ。もっといいクルマをつくろうと決意している」

 トヨタ自動車のブースには、豊田章男社長も訪れ、そう熱っぽく語った。トヨタは、量販車のスポーツ仕様車シリーズ「G SPORTS(通称ジーズ)」のコンセプトカー4台を出展。スポーツ用多目的車(SUV)「ハリアー」、小型車「ヴィッツ」に専用スポーツシートや、サスペンションなど足回りを調整して走行性を高めたモデルを披露した。

 ホンダは、昨年末に発売したSUV「ヴェゼル」のスポーツモデルや、軽「N-WGN(エヌワゴン)」の車体にリボンを付けた「マカロン・カラー・コレクション」を参考出展して「甘い空間を演出した」(担当者)。

 スズキは発売したばかりの軽のSUV「ハスラー」に、デザイン性を高めた専用バンパーや走行性を向上させるためのエアロパーツを採用したモデルを発表。ダイハツも6月までに発売する軽スポーツカー「コペン」に特別外装を施したモデルを展示している。

 メーカー各社が出展する背景には、今後の国内自動車市場の縮小を見越し、「クルマ好きを増やしていく」(スズキ)ほか、「利益率の高い純正用品を提案し、収益の安定化を図る」(三菱自動車)狙いもある。5年ぶりの出展となったダイハツは「クルマの持つ自由度を表現するには、カスタムカーのイベントがぴったりだった」と話す。

 次世代のコンセプトカーを展示するモーターショーと違い、現在のトレンドを表すオートサロンは「自動車販売の大きなヒントになる」(自動車大手幹部)との見方もある。

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