ひっそり消える「幻の貨物新幹線」の残骸 半世紀残った“謎の高架橋”
更新JR東海によると、遺構は高さ約15メートルに位置するコンクリート製の高架橋。東海道新幹線の線路をまたぐ形で、もともと長さ約90メートルあったが、既に撤去工事が進み、今では長さ約40メートルに。近い将来、すべて撤去する方針だ。
昭和34年の国鉄資料によると、貨物新幹線は東京-大阪間を5時間半で結ぶ計画だった。夜間に最新鋭の高速コンテナ列車が走行。38年の国鉄パンフレットには、コンテナ車のイメージ模型も紹介されている。
しかし、39年10月の新幹線開業時に高速コンテナ列車が華々しくデビューすることはなく計画は幻に終わった。
一説には、貨物新幹線は、新幹線建設のため世界銀行から融資を受ける目的で立案されたもので、もとより実現の見込みはなかったともいわれる。


