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ルネサス再建へ苦闘、変化の兆し 母体3社のしがらみ解消へ

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ルネサス再建へ苦闘、変化の兆し 母体3社のしがらみ解消へ

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 実力主義の人事

 組織も従来の製品別からアプリケーション別に変更して約60あった部門を10に集約し、事業部長を公募。大村隆司執行役員常務は「今の事業部長は本気で改革したい『肉食系』しかいない」と話す。実力主義の人事制度で意識改革を進めてきた。

 業績面では円安効果や一部事業の売却益もあり、13年4~12月期は9年ぶりに最終黒字を確保した。ただソニーへの鶴岡工場売却などで特別損失を計上することもあり、14年3月期は9期連続の最終赤字の見通しだ。

 当面の目標は17年3月期の営業利益率2桁の達成。障害とされてきた母体3社のしがらみが解消に向かい、変化の兆しが見えてきた中、痛みを伴う改革で社員の士気を下げることなくいかに成果に結びつけるかが、ルネサス復活の鍵となりそうだ。(黄金崎元)

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