ルネサス再建へ苦闘、変化の兆し 母体3社のしがらみ解消へ
更新同社は、4月1日付で国内の生産部門を半導体製造の前工程と後工程の子会社2社に再編成。国内14工場のうち5工場を閉鎖・売却する。これに伴い、ルネサス本体の従業員3000人と生産子会社の7000人を合わせた計1万人が新会社に転籍する。
日立製作所と三菱電機、NECの半導体部門を母体とするルネサスは、これまで別々の子会社が工場の運営にあたり、賃金体系が異なっていた。このため再編成で賃金体系を統一し、コスト削減につなげる。さらに早期退職を募集し、15年度末までに5400人を追加削減する。
改革を牽引(けんいん)するのは革新機構が昨年6月、会長兼最高経営責任者(CEO)に送り込んだ前オムロン会長の作田久男氏だ。作田氏はオムロンで不採算事業の整理に手腕を発揮した実績を持つ。
