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GMが150万台追加リコール CEO陳謝…批判増す恐れも

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GMが150万台追加リコール CEO陳謝…批判増す恐れも

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 【ワシントン=柿内公輔】米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は3月31日、北米を中心に約150万8400台を新たにリコール(回収・無償修理)すると発表した。

 GMが2月から発表したリコールは延べ約650万台に達した。米下院はこの問題で公聴会を4月1日に開く予定で、GMのバーラ最高経営責任者(CEO)は事前に公表された証言テキストで改めて陳謝したが、批判が増す恐れもある。

 対象は2009~10年型「シボレー・HHRコンパクト」など6モデル。GMによると、パワーステアリングの不具合で低速での運転が難しくなり衝突の危険も増すという。

 GMは点火スイッチの不具合による死亡事故も絡んだ大量リコールも発表済みで、1~3月期のリコール費用が最大7億5千万ドル(約770億円)と、当初の3億ドルから膨らむ見通しも示した。

 バーラ氏は「リコールの影響を受けたすべての人に心からおわびする」と遺族らに陳謝したが、欠陥を把握してから10年以上放置していた理由については、「今回の公聴会は説明できないが、必ず突き止める」と述べるにとどまった。

 バーラ氏は社内調査を進める一方で、「GMに新たな基準を取り入れる」として従業員教育や再発防止に取り組む姿勢も強調した。

 ただ、リコール問題の広がりを受け、当局や議会はGMに組織的隠蔽がなかったかなどの調査を拡大しており、GMは公聴会でも厳しく追及されそうだ。

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