SankeiBiz for mobile

ダイハツ、高さ185センチの軽発売へ 新ジャンルで需要喚起

ニュースカテゴリ:企業の自動車

ダイハツ、高さ185センチの軽発売へ 新ジャンルで需要喚起

更新

ダイハツ工業が試作した新たな軽自動車。高さが185センチと従来の背高ワゴンより10センチ高い(同社提供)  ダイハツ工業は28日、従来の背高ワゴンよりも車高をさらに伸ばした軽自動車を年内にも発売することを明らかにした。昨年11月の東京モーターショーに参考出品した「DECA DECA(デカデカ)」をベースにレジャー向けの車として開発。高さは185センチと、同社の軽「タント」よりも約10センチ高くなる見通しだ。

 デカデカは、キャンプなどのアウトドアでの利用を想定した新ジャンルの軽で、ミニバンに近いモデル。大きな荷物も積み込めるように、観音開きタイプのドアを採用した。新型の軽はこうした特徴をそのまま生かすとみられる。

 この日の経営説明会で金子達也副社長は「生活だけに使うのではなく、軽ユーザーの行動範囲を広げたい」と強調した。今年1月にスズキが投入し、売れ行きが好調のスポーツ用多目的車(SUV)タイプの軽「ハスラー」に対抗する。

 ダイハツは軽のオープンスポーツカー「コペン」も6月までに発売するとしており、2014年度は、この2車種を新型車として投入する。

 さらに、燃費性能を大幅に向上した一部改良モデルなども計画しており、金子副社長は「14年度は一部改良車も含めて過去最高の6車種を投入する」としている。

 背景には、消費税増税後の駆け込み需要による反動減が4月以降、避けられないとみられることへの危機感がある。軽の販売台数は過去最高となる13年度の223万台から一転し、14年度は180万台まで下がるとみられている。

 このためダイハツは新型車の効果で需要をできるだけ喚起するとともに、直営店舗を15年度までに現状よりも67店舗多い750店に増やし、拡販につなげたい考えだ。

ランキング