歩きスマホで「渋谷交差点」を横断すると… ドコモの衝撃CGに反響
更新相次ぐ転落事故
歩きスマホによる事故は、とりわけ駅構内で目立ち、鉄道各社も注意を促している。
JR四ツ谷駅(東京都新宿区)で平成25年5月、小学5年の男児がホームから転落。直後に電車が進入してきたが、車両とホームの隙間に倒れたため軽傷を負っただけで助かった。しかし、一歩間違えば大事故につながる恐れがあった。
国土交通省によると、24年度に全国の駅ホームから線路に転落した3271人のうち、スマホや携帯電話、ゲーム機などを操作中だったのは0・6%の19人で、前年度に比べ1人増えている。全体比では少ないように見えるが、「その他・不明」(36・2%、1185人)にも含まれている可能性があるといい、国交省幹部は「駅での歩きスマホ事故の人数は氷山の一角」と分析する。
傷害事件に発展したケースもある。JR栗橋駅(埼玉県久喜市)で昨年12月、「いい大人が何をやっているんだ」と歩きスマホを注意された会社員の男が相手の男性を殴って軽傷を負わせたとして、現行犯逮捕されている。
このほか、歩きスマホでも特に危険なのが、ベビーカーを押しながらのケースだ。小塚教授は「スマホに気をとられるうちに無意識に斜め方向に歩き、ベビーカーだけが車道にはみ出すことがある」と指摘。さらにイヤホンを使用するケースは「車のクラクションが聞こえないなど、自殺行為に近い」としている。
