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W杯日本戦“4K観戦”は絶望的? 家庭向けチューナー販売遅れる

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W杯日本戦“4K観戦”は絶望的? 家庭向けチューナー販売遅れる

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 高画質が売り物の「4K」の試験放送が6月2日に始まるが、家庭向けチューナーの販売が遅れている。先行するシャープですら同25日発売で、視聴者の関心の高いサッカー・ワールドカップ(W杯)ブラジル大会が開幕する同13日(日本時間)に間に合わない。放送に使われるチューナーは衛星に合わせてさまざまに開発する必要があり、メーカーは及び腰。「W杯を4Kテレビ普及の起爆剤に」と考えた業界の思惑はそう簡単なことではなさそうだ。(織田淳嗣)

 試験放送を手がけるのはNHKや電機メーカーで作る「次世代放送推進フォーラム(NexTV-F)」で、「Channel 4K」というチャンネルを活用して放送する。受信にはCSデジタル放送に対応したアンテナとは別に専用チューナーが必要だ。

 現時点で、この機能を備えているのはシャープ製品(市場想定価格12万円前後)のみで、発売は6月25日になる。W杯で注目の日本戦(予選リーグ)は15、20、25日の3日間で、お茶の間で4K放送で観戦するのは絶望的だ。ただ、量販店にはチューナーが先行配布されるので、当面は量販店での“街頭テレビ”頼みとなりそうだ。

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