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ベンツが小型SUV競争に参戦 「GLA」シリーズを日本でも発売
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メルセデス・ベンツ日本が販売を開始した「GLAシリーズ」=29日、東京都港区 独ダイムラーの日本法人、メルセデス・ベンツ日本は29日、小型のスポーツ用多目的車(SUV)「GLA」シリーズの販売を開始したと発表した。排気量1600cc、2000ccの直噴ターボエンジンを搭載した同社初の小型SUVで、欧州では3月から販売している。世界的に燃費の良い小型車人気が高まっていることが開発の背景だが、日本でも受け入れられるとして販売を決めた。
GLAシリーズの価格は344万円から。ガソリン1リットル当たりの燃費性能は2000ccの「GLA250 4MTIC」で14・0キロ。排気量を下げて燃費効率を高め、動力性能をターボチャージャー(過給機)で補った。同日、会見した上野金太郎社長は「セダン、スポーツカーの印象が強いメルセデスだが、SUVも5種類となる。プレミアムブランドとして最も多い」と話した。
ただ、SUVは、視界の広さやデザインで人気を集めたが、「車体が大きく立体駐車場に入らないので諦めていた人も多かった」(上野社長)。こうした不満を解消する形で、日産自動車が2010年6月に「JUKE(ジューク)」を販売してから日本でも小型SUVに注目が集まり、富士重が「XV」、ホンダが「ヴェゼル」などで追随した。
トヨタ自動車やマツダなども投入を予定しており、今後、小型SUVは日本で激戦市場となることが予想される。