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【株主総会ライブ】東電(3)健康被害、地元説明、再稼働の是非…激しい質問が続く
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《株主から、放射性物質や放射線の問題を含め、原発の安全性を疑問視する声が続出。漫画「美味しんぼ」の鼻血の描写も引き合いに出された》
株主 「福島の方々へのバッシングを懸念しているが、甲状腺がんの子供たちが今後増えたらどうするのか。役員の方々も身を切ってほしい人間性を見せてくれ」
増田尚宏常務執行役 「鼻血が出る事象が頻発しているという報告は受けていない。専門家からもそういうことは考えられないという指摘ある。しかし、被曝は極力下げるのが大事だ。作業の従事者に対しても被曝低減に努めていく」
《東電が新総合特別事業計画(再建計画)の前提としている柏崎刈羽原発の再稼働へも疑問の声があがった》
株主 「再稼働には、地元同意が必要だ。泉田裕彦・新潟県知事は、福島原発事故の総括・検証が終わらなければ、再稼働論議に入れないと言っている。新潟に本社を作れとまで言っている」
広瀬社長 「泉田知事の発言はごもっともな話だ。福島の方々にちゃんと謝罪し、事故検証する。いかに安全確保するのかが原点だ。なにとぞご理解をお願いする」
増田祐治常務執行役 「来年7月までに新潟総支社を設立し、私が本日付で設立担当に就任する。新潟全域への情報発信も強化していく」
株主 「東北出身の知人が、婿殿が東電社員であることを隠していた。真摯に福島を救済するのであれば、社員に希望持たせることは大切だ」
広瀬社長 「東電の将来にむけて使命感を持ってもらうのは私の課題だ。以前なら、公益企業として、いい仕事をすれば、停電も減り、電気料金も下がる。それが今は逆転して厳しい状況。とにかく『自分は東電社員だ』と胸を張れる日を一日も早く作っていきたい」
《制限時間3分を超えて発言を続ける株主に対し、数土文夫会長が退場を求めた》
株主 「柏崎で原発を再稼働するなんてありえない。汚染水対策よりも原発再稼働に巨額の費用を投入するのはなぜか」
数土会長 「途中ですが、マイク切らせてもらいます。事務局はマイクを切ってください。この措置は議長の運営権限のひとつだ」
《会場には怒号が飛び交い、騒然となった》