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ファストリ、3年後に連結売上高2.5兆円狙う 中期経営目標
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3年後の売上高2兆5000億円の目標を公表するファーストリテイリングの柳井正会長兼社長=9日、横浜市西区 カジュアル衣料「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングの柳井正会長兼社長は9日、3年後の2017年8月期の連結売上高を2兆5000億円に引き上げることを柱とする中期的な社内経営目標を公表した。13年8月期の約2.2倍になる。同社は売上高5兆円達成を長期目標としており、中期的な目標を示すことで成長の道筋を明確にした。
9日に、横浜市で開催された社内向け経営説明会で、柳井氏が表明した。3年後の目標売上高2兆5000億円のうち半分以上の1兆5000億円を海外で稼ぐ。営業利益は4000億円(うち海外2300億円)を目指す。売上高、営業利益とも海外事業が国内を逆転する。
ユニクロを中心に今後の全世界での出店数は「年間300店舗(14年8月期は280店舗)を継続する」(柳井氏)。
2兆5000億円達成で「ZARA」を展開するスペインのインディテックス、スウェーデンのH&Mグループと並ぶ「グローバルトップ3」(柳井氏)を目指すとしている。
ファーストリテイリングは20年に売上高を5兆円に引き上げる計画を打ち出しているが、市場関係者からは「実現は難しい」という評価も出ていた。このため、まず中期的な目標を全社的に示すことで、達成に向けた各ブランド、各国での事業計画を練り直す方針だ。
また同日、テニスの全米オープンシングルスで準優勝した錦織圭選手に、特別ボーナス1億円を払うことも発表。柳井正会長兼社長が個人で5000万円、会社が5000万円を負担する。同社の主力ブランド「ユニクロ」のウエアを着て活躍した錦織選手の、日本人初のテニス四大大会の決勝進出という「歴史に残る偉業」(柳井氏)をたたえた。