SankeiBiz for mobile

【株主総会ライブ】ソフトバンク(5終) 外資買収ではファストリ柳井氏が「助言、監視する」

ニュースカテゴリ:企業の情報通信

【株主総会ライブ】ソフトバンク(5終) 外資買収ではファストリ柳井氏が「助言、監視する」

更新

会場の東京国際フォーラムに多くの株主が詰めかけたソフトバンクの株主総会=20日、東京都千代田区(米沢文撮影)  《株主からの質問は、柳井正取締役(ファーストリテイリング会長兼社長)にも向けられた》

 株主の質問 「柳井さんに質問したい。英ボーダフォン日本法人を買収するときは柳井さんのひと言で、買収が決まったと聞いた。米国での買収について、柳井さんの意見を聞きたい」

 柳井取締役 「リスクがあるから初めてプロフィット(利益)がある。リスクとプロフィットの計算をすることと、グローバルでナンバーワンになるには米国は不可欠。その第1がスプリントだった。第2も、第3もあると思うが、そこで失敗しないように僕の方で監視したい」

 株主の質問 「テレビCMについてお聞きしたい。以前は温かいCMだったが、最近は『1番』が鼻について謙虚さに欠ける。CMを見るのが嫌なんですね。もう少し考えて欲しい」

 孫社長 「あんまり『1番、1番』と言っちゃ駄目ですね。人に言われるようにならなきゃ駄目ですね。ちょっと反省しました」

 株主の質問 「1つだけ圧倒的ナンバーワンになってほしくないのは有利子負債です。減らして欲しい。この3月末で7兆円を超えた。Tモバイルを買収したらさらに増える」

 孫社長 「バランスを崩すような負債はよくない。返済できる余力があれば、成長を優先するときがあってもいいのではないかと。健全なバランスの中で今後もやっていきたい」

 株主の質問 「株主優待について提案したい。孫社長には『やりましょう』と言って欲しい。新たにiPadの優待と、ペッパー君(新発売するロボット)を優先的に購入できる権利を考えて欲しい。さらに割引あるといいんですけど。あと、柳井さんへの提案で、『ユニクロ』にペッパー君が出勤するというのはどうでしょうか」

 孫社長 「検討しましょう。柳井さん、無理難題が来てますけど」

 柳井取締役 「孫さんと検討します」

 株主の質問 「3年ぶりに鹿児島から来た。孫さんに会えてうれしい。昨年、(ソフトバンク傘下の)ガンホー・オンラインエンターテイメントの株式を1600円台で高値づかみした。きょう現在は600円台。何か対策を取ってほしい」

 孫社長 「“弟”ですからね。“兄”の権限としてガツンと「お前がんばれ」と言っておきます」

 株主の質問 「震災から3年が経った。現在の災害時の具体的な対策は」

 孫社長 「一番の対策は基地局をたくさん増やすこと。この3年で一気に増やした。世界で初めて気球をつかって電波を飛ばすこともやっている。さらに、臨時の通信用車両も何百台か用意した。24時間バッテリーがもつように用意している。これからも体制の強化を行っていきたい。少なくともこの点については1番だと思っている」

 ここで株主質問は終了。余剰金の処分、取締役の選任に関する2つの議案はいずれも承認され、総会は2時間7分で終わった。出席した株主は過去最多の3847人で、一般の人も1267人が来場した。いずれも過去最多を記録し、ソフトバンク“第2幕”への関心の高さを裏付けた。

ランキング