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【Bizウオッチ】リコーが銀座4丁目交差点に自然エネルギー広告塔設置
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自然エネルギーで点灯するリコーの広告塔=東京・銀座の三愛ドリームセンタービル 事務機器、光学機器製造メーカーのリコー(東京都中央区)はこのほど、銀座4丁目交差点(東京都中央区)の三愛ドリームセンタービル屋上に設置している自社の広告塔を、太陽光や風力で点灯する100%自然エネルギー方式に変更した。
すでに設置済みのニューヨーク、ロンドン、シドニーに続く、世界で4番目の自然エネルギー広告塔となり、「環境負荷削減に積極的に取り組むリコー」というメッセージを世界の主な拠点で発信していく態勢が整った。
この広告塔は、外部からの供給電力を使用しないため、天候次第では消えることもあり、点灯時間の変動があるのが特徴。同ビル1階の入口わきに、その日の午前0時から現在までの(1)太陽光発電量(2)風力発電量および(1)+(2)の数値が表示され、自然エネルギーによる発電の量を目で確認することもできる。
同社の「企業名の訴求のみならず、広告塔の存在そのものが発信するメッセージから、多くの方が環境を意識することで、持続可能な社会実現に向かう大きな流れにつなげたい」という企業姿勢を伝えようと、自然エネルギーにこだわって進めているプロジェクトの一環。日本を代表する商業地から省エネについての関心を喚起する狙いがある。
今回の自然エネルギー化は、ソーラーパネル78枚、小型風車4本で発電したバッテリー48台に蓄電して点灯。計算上の1日の発電量は約3万9000wh(同社調べ)となる。
リコーグループは、2050年までに環境負荷を8分の1に低減するという目標のもと、従業員全員参加で環境負荷削減活動に取り込んでいる。今回の広告塔以外にも、自然エネルギーの活用に積極的に取り組み、2002年からグリーン電力証書の購入を開始。2006年には沼津事業所、2011年2月にはアメリカの生産関連会社で自然エネルギーによる発電システムを導入している。