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「太陽光発電技能マイスター」の検定試験始まる 初回900人認定へ

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「太陽光発電技能マイスター」の検定試験始まる 初回900人認定へ

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仙台市泉区の「スマートコモンシティ明石台」。各家屋に太陽光発電を装備し、話題となっている。  一般社団法人スマートエネルギー推進協議会と一般財団法人建設技術情報センターは、「太陽光発電技能マイスター認定制度」の養成講座修了検定試験を9月24日(水)より、全国で一斉にスタートさせた。受験可能な期間は約1か月間。忙しい技術者でも在宅で受験できることが特長。初回は認定者900名を目指す。

 急速に普及する太陽光発電。特に2012年7月再生可能エネルギー固定価格買取制度が始まって以降、導入の伸びが続いている。「天候により発電量が左右される」など欠点が指摘されるものの、「温室効果ガスを排出しないクリーンで安全なエネルギーである」「屋根などが設置場所のため、用地の確保が必要なく容易に導入できる」など長所も多い。また、災害列島日本にとって非常時の電源としても期待される。

 一方で「設置工事や、維持・管理が適切でないために発電できない」など、施工する技術者の知識・技量不足が原因のトラブルが以前からあった。また各メーカーが独自に施工者を認定するため、異なるメーカーの製品が設置できないという問題も抱えていた。

伸びる需要を支える専門技術者の育成が急そがれている。

■国家資格を視野に

 そこで2013年12月、利用者に安心できるサービスを提供するためメーカーの垣根を越えた「太陽光発電技能マイスター認定制度」が発足。太陽光発電システム設置の高度な施工技術・専門知識を持った人材をより多く育成し「マイスター」として認定することにより、業界全体の施工技術の向上と太陽光発電のさらなる普及を目指している。

 今年2月、建築技術関係者及び電気工事関係者等を対象にした通信教育「太陽光発電技能マイスター養成講座」が開始された。この養成講座では一般社団法人スマートエネルギー推進協議会監修の「太陽光発電マイスター技術者養成テキスト」をもとに、「太陽光発電の種類と特徴」から「建築構造に関する基礎知識」「太陽電池(モジュール)取付けに関する作業手順」「電気機器関連の施工について」「メンテナンス」「廃棄される太陽光パネルのリユース・リサイクル」まで総合的な知識を学べるようになっている。

 受講者は「太陽光発電技能マイスター養成講座」修了後、オンラインで検定試験を受けることができる。受験のためのポータルサイトが開設されている。合格者には「太陽光発電技能マイスター養成講座修了証書」が発行される。さらにオプションとして「太陽光発電マイスター養成実地講座」および検定を受けることも可能。同試験合格者には「太陽光発電技能マイスター認定書」が授与される。

 今年は、認定制度決定記念として「太陽光発電技能マイスター養成講座」を修了後、郵送による「特別認定試験」を今月から実施。さらに移動中や空き時間を有効活用して勉強できるように、ケータイやスマートフォンに問題を配信している。

 来年度以降は年間5千人から1万人の認定を目指している。「将来的には国家資格化も視野に入れ、高度な技術を持つ人材を多く育成したい」と関係者は期待を寄せている。

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