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ユニクロ、積極的に海外出店攻勢 3年後の売上高を2兆5000億円へ

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ユニクロ、積極的に海外出店攻勢 3年後の売上高を2兆5000億円へ

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会見に臨むファーストリテイリングの柳井正会長兼社長(右)=9日午後、東京都千代田区  カジュアル衣料「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングの柳井正会長兼社長は、9日開いた2014年8月期連結決算の発表会見で、社内向けとしていた「3年後の売上高を2兆5000億円にする」という中期経営目標を、初めて対外的に公表した。アジア中心に積極的な海外展開を進め、長期目標である「売上高5兆円」達成への道筋をつける。

 「世界の各エリアで、本格的展開を進めていく」。会見で柳井氏はこう述べた。

 15年8月期(国際会計基準)は、売上高が1兆6000億円、最終利益は1000億円を見込む。中華圏などアジアを中心にユニクロ事業を年間200店出店するなど、海外への進出が支える。海外店舗は800店を超え、国内の店舗数と拮抗(きっこう)する。

 売上高についても、「海外が国内を超えるのは、そう遠くない将来だろう」(岡崎健グループ上席執行役員最高財務責任者)としている。

 中長期的な成長のエンジンも、積極的な出店攻勢だ。中国、香港、台湾のユニクロは年間100店の出店を目指し、合計店数を、今年8月末現在の374店から1000店にまで増やす。

 東南アジアでも出店エリアを拡大。米国も年間30店を出店し、西海岸と東海岸を主力にチェーン網を築いて、「近い将来には年間100店を出店できるようにする」(柳井氏)。欧州も年間10店の出店を目指す。

 ユニクロ以外のブランドも、世界に通用するブランドとして育てる。デザイン本部を米ニューヨークに設置し、パリやロンドン、東京にも本格的な開発拠点を設置。さらに、生産ネットワークの構築や、人材確保なども進める。

 ファーストリテイリングは14年8月期から国際会計基準を採用しており、同日公表された同期連結決算は、売上高が前期比21.0%増の1兆3829億円、最終利益が28.7%減の745億円だった。

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