--第3のビール「のどごし<生>」の累計販売が近く150億本(350ミリリットル換算)を突破する見通しだ
「2005年の発売当初は、これほどまで大きくなるとは想定していなかった。スタートから社内が一枚岩となって販売活動に取り組んできたことに加え、低価格帯でありながら味わいが評価されたことが、現在に至っても愛され続けている要因だと認識している」
-- 150億本突破を記念して「絶対もらえる!キャンペーン」を21日から来年1月13日まで実施する
「感謝の意を込めた販促策で、商品に付いているシールを集めた枚数に応じて、たる型サーバーなどが必ず当たるようにした。テレビの広告も一新し、スーパーの店頭などで展開しているキャンペーン活動とうまく連動させた内容となった」
--大規模な商品サンプリングも実施した
「各地域の営業トップが店頭に立ち、のどごし<生>を配布した。会社全体が危機感を抱いてチャレンジャー精神にのっとり、ベクトルを合わせる形で『反転攻勢するんだ』と自発的に取り組んだ。以前のキリンビールでは、こういったことはなかった。トップ自らが行動を起こしたことで社員の意気も上がったと認識している」
--11月には『冬のどごし<華やぐコク>』という冬季限定の新商品を発売する
「気軽にゴクゴク飲めるという特長を生かしながら、冬の季節に好まれるコクを掛け合わせた。視覚的には高い満足感を得られるように、冬らしい濃い色合いに仕上げた。パッケージは特に若年層を意識し、パーティーや季節感を演出する商品として華やかさや楽しさが感じられるようなデザインとしている。季節商品を投入することで『のどごし<生>は元気だな』といったことをアピールしたい」
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【プロフィル】布施孝之
ふせ・たかゆき 早大商卒。1982年キリンビール入社。首都圏統括本部首都圏営業企画部部長、近畿圏統括本部大阪支社支社長を経て、2010年小岩井乳業社長。14年3月から現職。千葉県出身。