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クルーズ市場が脚光 JTBは銀座に専門店オープン 政府も訪日客獲得で寄港促進

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クルーズ市場が脚光 JTBは銀座に専門店オープン 政府も訪日客獲得で寄港促進

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11月19日、姫路に寄港したクルーズ客船「ぱしふぃっくびいなす」の歓迎セレモニー=姫路市飾磨区細江(上阪正人撮影)  客船で旅を楽しむ「クルーズ」市場に注目が集まっている。JTBは5日、クルーズ船の旅行商品を専門的に取り扱う店舗を東京・銀座にオープンした。昨年に年間1千万人を突破した訪日外国人客数の倍増を目指す政府も、クルーズ船の寄港を加速させる方針。

 日本のクルーズ人口は北米や欧州に比べ大幅に少ないことから、市場拡大の余地が大きいとの期待もある。

 「日本のクルーズ市場は今後、大いに伸ばしていける可能性がある」。5日に会見したJTBの笹本潤一執行役員はこう強調した。5日に東京・銀座で開店した「JTBクルーズ銀座本店」は、配属された社員の多くが「クルーズコンサルタント」の資格を持つなど、手厚い態勢が強みだ。

 クルーズ市場の中心的な顧客である中高年層に加え、近年伸びている新婚旅行、さらに家族旅行などで需要掘り起こしを強化する。日本のクルーズ人口(2013年で23万8千人)で見るとJTBのシェアは14.9%だが、20年には20%まで引き上げるのが目標だ。

 クルーズ市場には、訪日客数2千万人の達成を目指す政府も注目。大型のクルーズ船なら1便で数千人の訪日客をもたらすとされる上、「地方創生」が叫ばれる中、乗客が買い物などをすれば寄港地を中心に地域経済への波及効果が見込めるためで、寄港の受け入れのための環境整備を急ぐ方針。クルーズ船で日本に入国する外国人客数は13年度に18万人弱だったが、20年度には100万人に増やす計画で、増勢著しい訪日客数の上積みにつなげる。

 昨年の世界のクルーズ人口は2130万人。このうち北米が半数強の1175万人と圧倒的に多く、23万8千人の日本は英国やドイツなども下回り、シェアはわずか1.1%にとどまっている。それでも、「日本はこれから大きなマーケットとして拡大していくとの見方は多い」(JTB首都圏の生田亨社長)と、伸びしろへの期待は大きい。

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