ホンダ任せ、米側の感情逆なで 対応見誤ったタカタ… ソニー失敗の教訓生かせず
更新タカタ製エアバッグが作動時に破裂して金属片をまき散らす恐れがある欠陥問題で、ホンダは9日、全米で実施を決めた調査リコール(回収・無償修理)に準じる措置を世界各地に広げる方向で検討を始めた。原因が特定された正式なリコールと合わせて対象は累計1200万台を超える規模になる見通しだ。ホンダをはじめ自動車メーカーは利用者の安全確保に向けて動く一方で、タカタはリコール要請を事実上拒否し、自動車メーカーのリコールを全力で支援する考えを示すにとどまる。製造者としての安全責任が問われる。
調査リコールは原因が特定できない段階の予防的措置。ホンダは「対象地域や規模は精査中」(広報)だが、日米に加え中国、豪州などにも拡大するもようだ。米国では調査リコール対象をこれまでの南部などの高温多湿地域から全米に広げた。
また、国内でも原因究明のための自主的な調査リコールを行うと国土交通省に報告した。6車種、計13万4584台を回収して部品を交換する。マツダも約5万2000台について同様の措置を取る方向で検討している。
