【けいざい独談】米国の傲慢さが鼻につき始めた「タカタ問題」…リコール頻発の米GMとは異なるキレっぷりに「謀略説」も…
更新日本の自動車関係者はこう話した上で、「タカタ問題は、トヨタのときと構図が似ている。背景に“日本たたき”があるのではないだろうか…」と推測する。
背景には米国の「日本たたき」?
トヨタの大規模リコール問題では、トヨタ車で発生した急加速事故について米運輸省などは「エンジンを制御する電子スロットルに原因の可能性がある」と主張。2010年2月には豊田章男社長が米公聴会に招致されたほか、リコール台数は実質700万台(全世界)に達した。
しかし、その後の調査でトヨタ車には問題がなかったことが判明。リコール問題の渦中、トヨタ車の所有者は「運転するのをやめるべきだ」と述べ、トヨタ株を急落させた当時のラフード米運輸長官は過失がないと分かると、「娘にトヨタ車は安全だと薦めた」と手のひらを返し、自動車関係者をあぜんとさせた。
米国がこだわる自動車産業の“盟主”
年間120兆円以上といわれる自動車業界。1890年代にヘンリー・フォードがガソリン式自動車を開発以来、自動車は規模の大きさもあり、米国にとって最重要の産業と位置付けられてきた。TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)交渉で、米国が自動車関税等で日本に譲歩しないのもそのためだ。
