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ホノルル・マラソン出場者も注目 ドコモのトレーニング支援サービス

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ホノルル・マラソン出場者も注目 ドコモのトレーニング支援サービス

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 米ハワイ州ホノルルで14日(日本時間15日)行われた第42回JALホノルル・マラソンの前に現地で開催された「ホノルルマラソンEXPO」にNTTドコモがブースを出展。大会本部でゼッケンを受け取った出場者らが立ち寄り、着ているだけで心拍数などが測定できる機能素材「hitoe」を活用したトレーニング支援サービス「Runtastic for docomo」に関心を示していた。

 「Runtastic for docomo」はオーストリアに拠点がある「Runtastic」とドコモが共同で開発した。「Runtastic」はフィットネスアプリの最大手で、全世界で1億ダウンロード、ユーザーは4500万人に上る。「Runtastic for docomo」では、ランニングやウォーキング向けの「Runtastic」、ロードバイク走行時の計測を行う「Runtastic Road Bike」のほか下半身強化、腕立て伏せなど合わせて6種類のアプリとアプリ内の30のトレーニングプランが月額350円(税抜き)で利用できる。

 アプリ単体での利用が基本となるが、「hitoe」を使ったゴールドウィンが販売するウエア型の計測用デバイス「C3fit IN-pulse(シースリーフィット インパルス)」シリーズにも対応し、ランニングやサイクリングなどのトレーニング時に計測したデータを記録・管理。ウエア型なので長時間のトレーニング時の着用でも違和感がなく、位置がずれることもないので正確に心拍数が計測できる。ブースで実物を見た出場者らは「チェストバンドタイプに比べて、ウエア一体型なので便利そうだ」と興味津々だった。

 心拍数の推移、走行距離、消費カロリーなど蓄積されたデータはスマートフォンやウェブページから手軽に確認でき、詳しい分析や指導を受けたり、仲間と共有することもできるのも「Runtastic for docomo」の特徴の1つ。さらにランニング、レースサイクリングの月間走行距離に応じてドコモポイントが付与されるサービスもあり、飽きずに続けられそうだ。

 出場者らも「自分の心拍がどう出るのか興味がある。試してみたい」「トレーニングアプリを使ったことがなかったが、基本機能がすごい」と充実した機能面に注目。楽しみながら走りたいファンランからは「アプリ内で取った写真も連携できると聞いた。コースを走った記録だけではなく、思い出や記憶も残せるのはとてもいい」という意見も出た。

 既に「Runtastic」を使っている人も「for docomoでもこれまで蓄積されたデータが移行されると聞いたのでとても便利。月額使用料もとてもお得だ」「トレーニングすればするほどドコモポイントがたまる、というのはそそられる」と新サービスを歓迎していた。

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