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ダイエー上場廃止、43年で幕下ろす 店舗名は2018年に消える
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ダイエーの新しいコンセプトを導入した「いちかわコルトンプラザ店」。地元野菜などの取り扱いを増やした=千葉県市川市 来年1月1日付でイオンの完全子会社になるダイエーは26日、東京証券取引所上場廃止となり、43年余りの上場企業としての幕を下ろした。店舗名「ダイエー」も2018年になくなり、イオングループとして再生を図る。
ダイエー株式は1971年に大阪証券取引所2部に上場。安売りという業態特性と株主優待などで多くの個人株主をひきつけ、バブル期の89年には3460円を付けたが、経営悪化とともに株価は低迷。最後の取引となった25日の終値は134円だった。来年1月1日のダイエー株主に対し、ダイエー株1株当たりイオン株0.115株を割り当てる。
ダイエーは57年、中内功氏が創業。72年には売上高で三越を抜き小売業で日本一となった。しかしバブル期の多角経営が失敗、過剰債務を抱えて経営難に陥った。2004年に産業再生機構に救済を求め、13年にイオン傘下に入った。
イオンは今年9月、ダイエーの完全子会社化による経営の抜本改革を決め、11月の臨時株主総会で承認された。ダイエーは首都圏・京阪神地区に特化し、早期の黒字化を図る。
かつてのダイエーは食品や生活雑貨のほか、衣料やテレビなどの家電も取り扱う「総合スーパー」の象徴だった。今後は駅に近い立地を生かし、食品中心の売り場構成に切り替え、衣料や家電などの扱いは大幅に減らす。11月末に、このコンセプトを取り入れて改装した「いちかわコルトンプラザ店」(千葉県市川市)をオープン。チーズやワイン、地元でとれた野菜などを多く並べており、安さを前面に出した従来店舗との違いは明確だ。「こだわりの食品中心の店舗」(村井正平社長)への転換にはきめ細かな工夫や接客サービス向上などが不可欠となる。